こんにちは、このブログの運営者の三葉かなえです。
どんな経歴なのかを書いてみたので興味がある方はぜひご覧ください!
目次
詩を書いていた学生時代
幼少期は、人の目を気にして相手がどう思っているかを考えすぎてしまう性格でした。
今もその性格は変わっていませんが、読み手のことを考えながら文章を書くことに少しだけ役立っている気がします。
本が大好きな子ども
幼い頃から絵本や小説を読むことが好きで、食事や睡眠そっちのけで読書をしていました。
小学生のときによく読んでいたのは、詩集や子供向けの古典の本、日本・外国の偉人の伝記です。
読むだけではなく、自分も書く側になりたい。生きている証を残したいと思った私は、詩を書き始めました。
「生きている証」なんて書くとちょっと重いですね(笑)
でも、誰しも「死ぬことが怖い」と思ったことがあるのではないでしょうか。
私は小学校低学年のとき、「毎日なんとなく過ぎてしまうことが怖い。何か生きている証を残したい」と強く思い、言葉をノートに残すようになりました。
「詩」と意識して書き始めたのは、小学五年生からです。この時期に、地域の文芸冊子に虹をテーマにして書いた私の詩が掲載されました。
短い文章の中に思いを凝縮すること、自分の表現によって一瞬の景色を誰かに届けられることの楽しさに気づいた瞬間でした。
詩を発表し始める
高校生のとき、友人がホームページで小説を発表していると聞き「私も多くの人に詩を読んでもらいたい」と考え、早速ホームページを作って詩を載せました。
素材サイトからイラストを選んだり、アクセスカウンターをつけたり、自分なりの工夫をするのが楽しかったです。
それと同時に、雑誌や新聞で詩の投稿を始めました。初めて投稿した詩が入選し、選者の先生からコメントをいただいたことが嬉しかったのを覚えています。
ただ、入選したのはその一回だけで、投稿しても投稿しても雑誌や新聞に載らない日々が続きました。
大学編入
毎日、朝から晩まで詩のことばかり考えていた高校時代。
もっと詩のことを学びたいと思い、大学は日本文学や詩を学べる学科を受験しました。
ただ残念なことに第一志望の大学は不合格。
しかし、入学した大学で友人に恵まれました。今でも付き合いのあるとても大切な方々です。
そして詩のゼミに入り、室生犀星の詩などを学びました。
勉強するにつれて、もっと古代歌謡や和歌といった古典の部分を深く学んだほうがいいのではないかと考えるようになっていきます。
本が大好きなこともあり、夢中になって色々な文献を読んだ結果、『古事記伝』や『源氏物語玉の小櫛』を書き、自らも和歌を詠んだ本居宣長の研究をしたら広く学べるのではないかと思いました。
一度思いつくとすぐに行動したくなってしまい、専任の教授がいる大学の編入試験を受けることを決意します。
沢山勉強して、小論文と筆記試験と面接をなんとかパスし、大学二年次から別の大学に移りました。
編入後、本居宣長について研究されている教授の講義やゼミで学び、勉強に熱中しました。
自分が興味を持ったことを勉強するのはとても楽しかったです。
転職の多い社会人生活
私は転職を4回しており、5つの会社を経験しています。
結婚や出産、家族の体調、コロナなどそのときどきの環境によって職場を変えていきました。
下記は略歴です。
【略歴】
2013年:新卒で保険会社に入社(3年)
2016年:出版社にて、校正や書評執筆などに携わる(2年8カ月)
2017年:自身の詩集を出版する
2019年:求人広告会社にて、求人のライティングを行う(1年3カ月)
2021年:Webライターとして活動開始
保険会社で営業事務
「今までの作品をまとめた詩集を自費出版したい。そのために自立してお金を貯めよう」と思い、就職活動を経て保険会社に入社しました。
事務として配属されたのは営業店。毎日覚えることが沢山あり、メモも追いつかないほど忙しく、電話対応も下手で数々のミスをしてしまい、本当にダメな社員でした。
色々な人に怒られる毎日。仕事が終わらず遅くまで残業。
毎朝の通勤中は息をするのが辛く、もう辞めたほうがいいと何度も思いました。
しかし、教えてくださる先輩方に恩返しするために、仕事で役に立てるようになりたいとも思っていたのです。
すると周りの人のおかげで少しずつ仕事を覚えられるようになり、自ら考えて行動できるようになった結果、2年目、3年目には営業殊勲賞という賞をいただくことができました。
プライベートでは新聞投稿を続けていて、その間に俳句を学んだり、絵本大賞に応募したりしました。
文章に関わる仕事
その後、ずっと続けていた詩の新聞投稿欄からのご縁で出版社に転職。
優しい社員の方々のもと月刊誌の校正やイベントの準備、書評の執筆などに携わりました。
休みの日は自費で校正の学校に通い、校正技能検定初級を取得。業務中の誤字脱字のチェック時に活かせたと思います。
そして出版社に在籍中に、自身の詩集を出版することができました。
やり方を教えていただきながら編集したり、校正をしたり。書店に営業にも行き、詩集を出版するまでの様々な工程に関わらせていただきました。
思えば、これが文章を書いてお金をいただいた初めての経験でした。
プライベートでは、彼と同棲ののちに結婚。将来のことを考える中で、今まで詩歌やエッセイなどを書いてきて「文章を書く」ことに魅了されていた私は、Webライターを自分の職業にできないかと考えました。
そして、文章を書く方面に力を入れるべく、求人広告の会社に転職しアシスタントライターになりました。
今まで自分の好きなように文章を書いてきたので、商業用の文章を書くことはど素人。
周りに素晴らしいライティング能力を持った方が沢山いたので刺激をもらい、時には心が折れそうになりながらも毎日頑張りました。
指導してくれた先輩方や同僚の方々に、とても感謝しています。
Webライターとして仕事を開始
会社に属せずにWebライターの仕事を始めたのは、妊娠中です。クラウドソーシングや直接契約で様々な記事を執筆しました。
今後の目標は、多くの案件をいただけるようにスキルを高めて、信頼して仕事を任せてもらえるようなWebライターになることです。
学生時代に詩歌を書いているときは、よく「自分と同じように感じている人や悩んでいる人に共感してもらいたい」と思っていました。
Webライターの仕事でも、私が書く記事によって読み手の悩みを解決できるように、相手に寄り添った文章を心がけていきたいです。そして、それが自分の文章の強みになっていけばいいなと思います。